2015年09月08日
SAAの木グリ自作
タナカSAA用に木製グリップを制作しました。

以前、ウィンチェスターM73のストックを制作した時のマホガニー材が残っているのでそれを利用

なるべく無駄がないように木取りをします。
純正グリップから型を取って加工開始

1ピースグリップは加工が面倒なので2ピースで作ります。
この材は販売店で3面加工されているので外側がグリップの内側になるように真ん中で分割しますが、
グリップの形に加工した後で2つに割るのは難しいので先に割りを入れておきます。

ジグソーで大まかにカットして2ピースの出来上がり。

銃に当ててみるとこんな感じに

この状態ではフレームにピッタリ付いていません。
グリップの下前方に突起が出ているので、その突起に合わせてグリップにも穴をあけます。

SAAのグリップは青線の位置と赤線の突起でグリップ位置が決まりますので、
ここは慎重に位置決めしましょう。
幸いグリップ根本の青線で囲んだ部分は直角なので加工がし易く、
こちらを起点に赤線で囲んだ突起部を決めるとやり易くなります。
で、左右のグリップに突起用の穴をあけるとフレームにピッタリおさまります。

ここまで出来たら、後は結構適当でもできちゃいます。
グリップを固定するボルト用の穴あけをします。
基本はボルトの頭が収まる径で座面を彫り、その中心にボルトの径で穴をあけますが
今回は丁度いい物があったので流用します。

昔、ナイフを制作した時に購入したドリルビット。元々段付きになってるので一発で終わります。
穴あけ加工後のグリップ

後はフレームからはみ出た部分と厚みをベルトサンダーでバリバリと削っていきます。
が・・・トラブル発生!!!

はみ出た部分が大たい削れたところでベルトサンダーのベルトが切れた
ここまできたのに~

仕方がないのでここからは人力でいきます!
ノミとカンナを駆使して時間をかけて加工します。この加工なら夜な夜な家の中でもできますし・・・
家の中で作業をしている時に左のグリップが微妙にズレているのを発見。
穴の位置が微妙にズレていたので、プラリペアで埋めて再加工しました。

慌てて作業するとダメですね・・・
気を取り直してグリップの整形!

ここまでくると結構グリップっぽくなってきましたよねぇ~モチベーションが上がります!
はみ出した部分や左右の厚みを調整して、リューターとサンドペーパーを使って形を整えます。

最後に500番のサンドペーパーで表面を仕上げて内側からオイル仕上げ

乾燥での狂いが少ない木材ではあんまり心配ないのですが、
片面だけにオイルを塗ると反り返ることがあります(念の為)
外側にもオイルを浸み込ませては磨きを繰り返して完成~

どうでしょう!?結構いい感じではないでしょうか?
握った感じも良くて、回してみるとノーマルグリップより滑りがいい感じがします。
真鍮のボルトが手に入らなかったので、ホムセンで購入したステンレスのM3ボルトがちょっとシラケますが
1911のグリップはもっと簡単でしたけど、
SAAのグリップは割と制作し易いのではないでしょうか。
まだ、マホガニー材も50cmほど残っているので時間ができればM327のグリップも制作したいですねぇ

以前、ウィンチェスターM73のストックを制作した時のマホガニー材が残っているのでそれを利用

なるべく無駄がないように木取りをします。
純正グリップから型を取って加工開始

1ピースグリップは加工が面倒なので2ピースで作ります。
この材は販売店で3面加工されているので外側がグリップの内側になるように真ん中で分割しますが、
グリップの形に加工した後で2つに割るのは難しいので先に割りを入れておきます。

ジグソーで大まかにカットして2ピースの出来上がり。

銃に当ててみるとこんな感じに

この状態ではフレームにピッタリ付いていません。
グリップの下前方に突起が出ているので、その突起に合わせてグリップにも穴をあけます。

SAAのグリップは青線の位置と赤線の突起でグリップ位置が決まりますので、
ここは慎重に位置決めしましょう。
幸いグリップ根本の青線で囲んだ部分は直角なので加工がし易く、
こちらを起点に赤線で囲んだ突起部を決めるとやり易くなります。
で、左右のグリップに突起用の穴をあけるとフレームにピッタリおさまります。

ここまで出来たら、後は結構適当でもできちゃいます。
グリップを固定するボルト用の穴あけをします。
基本はボルトの頭が収まる径で座面を彫り、その中心にボルトの径で穴をあけますが
今回は丁度いい物があったので流用します。

昔、ナイフを制作した時に購入したドリルビット。元々段付きになってるので一発で終わります。
穴あけ加工後のグリップ

後はフレームからはみ出た部分と厚みをベルトサンダーでバリバリと削っていきます。
が・・・トラブル発生!!!

はみ出た部分が大たい削れたところでベルトサンダーのベルトが切れた
ここまできたのに~

仕方がないのでここからは人力でいきます!
ノミとカンナを駆使して時間をかけて加工します。この加工なら夜な夜な家の中でもできますし・・・
家の中で作業をしている時に左のグリップが微妙にズレているのを発見。
穴の位置が微妙にズレていたので、プラリペアで埋めて再加工しました。

慌てて作業するとダメですね・・・
気を取り直してグリップの整形!

ここまでくると結構グリップっぽくなってきましたよねぇ~モチベーションが上がります!
はみ出した部分や左右の厚みを調整して、リューターとサンドペーパーを使って形を整えます。

最後に500番のサンドペーパーで表面を仕上げて内側からオイル仕上げ

乾燥での狂いが少ない木材ではあんまり心配ないのですが、
片面だけにオイルを塗ると反り返ることがあります(念の為)
外側にもオイルを浸み込ませては磨きを繰り返して完成~

どうでしょう!?結構いい感じではないでしょうか?
握った感じも良くて、回してみるとノーマルグリップより滑りがいい感じがします。
真鍮のボルトが手に入らなかったので、ホムセンで購入したステンレスのM3ボルトがちょっとシラケますが
1911のグリップはもっと簡単でしたけど、
SAAのグリップは割と制作し易いのではないでしょうか。
まだ、マホガニー材も50cmほど残っているので時間ができればM327のグリップも制作したいですねぇ
これはすごい!
やはり直接触れる部分は、木や皮といった天然素材がしっくりきますよね。
これでまた一層愛着がわくってもんですよ!
やってしまいましたよ・・・
ウエスタンなライフルを貰ったのがきっかけで
ウエスタンな拳銃にまで手を出してしまいました。
持ってると弄りたくなる男の性ですねぇ
もう愛着がわいて内部カスタムまで・・・
水平=バックストラップのボトム(底面)ラインと平行!だと云う事・・・?。
普通SAA用の木製グリップの木目は、バックストラップの斜めに成ってる背面のラインに平行なんだけど。
つまりグリップの木目は横から見て、斜めに成っているのが普通!。
まっ